パラリンピック、記録よりもっと大事だと思うこと
今まで何人かの障害者に会ってきた。
身体だったり、知的だったり、精神だったり、発達だったり。
そして人によっては、自分の障害を隠そうとしていた。
「障害を持っているかどうか」よりも、それによってどう見られるかが多くの障害者の悩みなんだろうと思った。
今の日本は、事故や災害さえ起きなければ、日本で普通に生活していく上では、誰かに頼らないと生きていけない障害者って少ないと思う。
でもその体形や仕草を、自分の人生で見たことのなかった人には、驚きだったり、恐怖だったり、滑稽さだったりするんだろう。
そしてそれが障害者である自分に伝わってくることが、怖いんじゃないだろうか。
変わり始めるきっかけ
そして今ではパラリンピックという、普通の生活の姿ではないにせよ、多くの人に知ってもらえる大きな機会がある。
パラリンピックって必要かな?と思ったときもあるけど、こんな人が身近にいるってことが自然に思えるいい機会だと思えてきた。
障害者自身も、弱気にも強気にならなくても、穏やかに暮らしていける人が増えていくような気がする。
あとはNHK以外の民放でも、障害者の本来の姿を見せられるようになってきたら、より自然に生活していけるんじゃないかな。