何でもない日だけど、それでもいい

欠損男子の思うところ

写真素材のピクスタ

暑い日は外で過ごしたいの?

この時期は決まって、どこかの商業施設の屋上で「ビアガーデンが始まりました!」ってニュースが流れるんだけど、このビアガーデン、行ってみるまでは行きたくてしょうがなかったんだよね。

でも数年前、一度行ってみるとそうでもなくなってしまった。

まあビールの一口二口目は冷たくて美味しいんだけど、徐々にぬるーくなっていくビールと、薄暗くて焼けているのかどうかわかりにくい肉を眺めながら(BBQみたいなメニューだった)、気温と話題とビールと食べ物を意識しなきゃいけないという状況で、しかも自分が暑がりで汗かきということがあるからかもしれない、なんかイライラしてくる……。

自分から望んだ環境というのにもかかわらず。

ニュース見てると、まあビールはやっぱり美味しそうなんだけど、夕方のニュースということもあって、まだ日が落ちてなくて灼熱地獄の屋根無しビアガーデンには行きたいとは思わない。

 

またこの時期は、「地区の納涼祭」なんてものもある。

地元の人達が、朝や昼から汗水垂らして、やぐらを建てて提灯を飾る。

夜は決まってビールや焼き鳥なんかを売ってる。

 

……いや、ビアガーデンも納涼祭も好きな人はいいんだけどね。

でも、納涼祭なんかは、今はまだ老人達が主役のところがあって、しかも義務感を感じて準備している人も多分いる。

 

ここのところ毎日、熱中症で運ばれた患者数を報じて、天気予報では熱中症予想なんてしてる。

そろそろ熱中症避難警報って作られて、クーラーのない家に住んでいる人は避難するように呼びかける時代が来るかもしれないのに、一方ではこういうニュースが喜ばしげに流れている。

 

こういうのを見るたびに思うんだけど、やっぱりもうそろそろ屋内のクーラーの効いた部屋で、全ての壁と天井にプロジェクトマッピングで海と星空を浮かび上がらせて、波の音が流れているって感じの「屋内ビアビーチ」みたいなのが流行ってきてもいいんじゃないか?って思うんだよね。

流行んないかな?